『こんな人にはこんな家』条件確認編

こんにちは!
ファルデザインの島田です。

今回は「こんな人にはこんな家」シリーズをお届けします!

今回は、どんなお客様を想定しているのかどうやって情報をまとめているのか今後どのように進んでいくのか等をご紹介していますので、是非読み進めていってください!

目次

お客様情報の確認

まず、お客様情報の確認を担当者を集めて行いました。
今回のお客様の情報としてはこちら!

家族像

夫:35歳

◇仕事:SE(テレワーク)※週に1度出社日あり
◇趣味:サバイバルゲーム・アウトドア
◇その他の詳細
大学卒業後、システム会社に入社、転職1回。社内開発中心。係長クラス。
趣味はサバゲ―やキャンプ、バーベキューといったアウトドア系。
特にサバゲ―・キャンプは時期を問わず、月に2回はそれぞれ行く。
冬場はスノーボードにも行く。
妻とは、アウトドアを一緒に行く友人の紹介で出会い、結婚。
子煩悩で、特に長女を溺愛しており、キャンプやスノーボードにはよく連れていく。
炊事・洗濯・掃除といった基本的な家事はこなすことが出来るが、服を畳んだり片付けは苦手。
家事は妻と分担している。
お金をあまり使う方ではない。以前は、同僚と飲みに行ったりしていたがコロナ禍になり自粛。
服や持ち物は黒や茶色といったシックな物を好む。

 

妻:34歳

◇仕事:Webデザイナー(テレワーク)※月に数度出社あり
◇趣味:アウトドア、通販、友人とのお喋り
◇その他の詳細
大学卒業後、今の会社に入社し、現在の同社に所属している。主任クラス。
趣味は、夫と同じくアウトドアではあるが、夫ほど熱心ではない。
アウトドアでは、映える写真をよく撮っていて、そのための小物類をよく持って行っている。
通販を利用して服や小物、インテリアといったものを探すのが好き。
また、友人との食事やお茶なども好き。
きれい好きで家ではよく掃除している。
また、整理整頓を得意としていて、物をため込むのを好まないタイプで断捨離もよく行う。
白や緑、紺などの色を好む。服などの色使いは、白やベージュ等をベースに差し色やアクセントで緑や紺といった色物を使う。

 

子供(女):6歳

◇保育園児 今年4月から小学生
◇好きなこと:YouTube、、バーベキュー、お絵かき、お出かけ
◇その他詳細
活発な性格で、悪く言えば落ち着きがない。好きなことに取り組んでいるときは、人の話が耳に入らないほど熱中する。
休日はパパとよく出かけており、キャンプやバーベキューを楽しんでいる。
家ではお絵かきが好きなので、リビングで色鉛筆やクレヨン、水性絵の具などを使い、A3の紙によく絵を描いている
また、YouTubeを見るのも好きで、子供向けコンテンツを視聴している。
女の子らしい、ピンクや黄色、赤といった色を好み、子供用のアクセサリーをジュエリーボックスにしまっている。

 

子供(男):2歳

◇保育園児
◇好きなこと:アンパンマンのおもちゃで遊ぶ、アンパンマンを見る
◇その他詳細
まだ簡単な言葉を話始めた頃で、一人で歩ける。
人見知りせず、にこにこと愛想を振りまいている。
ただ、ママが視界から消えると不安になるのか、探し始めたり後を追いかけたりする。

 

要望・条件等

◇土地は譲り受けたものを既に持っている。
◇予算:2700~3000万円
◇コロナもあり、玄関から手洗いや洗面所といった所に直接行けるようにしたい。
◇テレワークなので、完璧に区切らなくても良いが仕事の空間が欲しい。
(夫婦横並びでも良いが、何かしらで区切れる様に間をあける等はして欲しい)
◇家事動線はまとめて欲しい。
◇テント、バーベキューセット、パラソル、折り畳み椅子などの大きな荷物は外に物置を置いてそこにまとめたい。小物類は家でも良い。
◇車を2台は停めたい。
◇冬場に寒くならないようにしたい。すぐに暖まるようにして欲しい。
◇平屋に憧れがあるが、無理は言わない。
◇カーテンを閉め切ったりしたくない。明るい家にしたい。
◇キッチンの中はあまり見られたくない。
◇子供部屋は太陽の光が入るようにして欲しい。
◇外装・内装は白をベースにシンプルで良いが、シックなアクセントやメリハリが欲しい。
◇物を出しっ放しにしたくないので、収納は出し入れがしやすい配置にして欲しい。
◇ウォークインクローゼットが欲しい。
◇子供達が子供達の荷物を自分で片付けられるようにしたい。

打ち合わせ風景

こういったご家族の基本情報や趣味嗜好、どういったことを求めているかなど意見を出し合いながら情報を整理していきます。

時にはその場で間取りのイメージを書いてみたり、以前建てた住宅の模型なども見ながらイメージをしていきます

 

まとめ

こうやって敷地条件やご家族の情報、ご要望をまとめていくと朧気に住宅のイメージというのはできていくものです。
提示された様々な条件等を基に、要望などの優先度を付けたり、実現可能か否かの選別などをある程度行い、『夢』をある程度『現実』に落とし込んでいくことを行っていきます。
もちろん、機械的に実現の可不可を決めるのではなく、『どうすれば実現できるか』を考えることが大前提にありますよ!

こうしてある程度の情報とイメージをまとめた上で、敷地条件を踏まえた大まかな部屋の配置をするゾーニングさらに生活の具現化に向けたプランニングへと入っていきます。

このゾーニング、プランニングという段階はお客様にご提案するまでに何度も何度も書いては直し、書いては直しを繰り返すので、野球でいうところの千本ノックに近いところがあるのですが、それは今後ご紹介できればと思います。
次回は、この敷地配置やゾーニングについてご紹介したいと思います!

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