玄関アプローチ手すり取付 介護保険利用の改修について

先日、玄関アプローチの手すり取付工事がありました。

介護保険を使っての施工だったので、その内容(代理受領の場合)を簡単にご紹介したいと思います。

介護保険を利用されている方で、取付を考えられている方は、まずは、担当のケアマネさんに相談するとスムーズに進められます。

 

目次

お打合せ

お客様と担当のケアマネさんを交えて、お打合せ。

取り付け位置や手すり素材などをご説明しながら決めていき、お見積りを出します。

 

市への申請

工事内容、お見積りにご納得いただけたら、着工前の写真や見積書、ケアマネさんに作成してもらう『理由書』、その他申請書類を作成して、市に申請します。

この際に、工事費の支払い方法を決めて頂きますが、工事費の支払い方法には二通りあり、

 

  1. 償還払い:
    工事費を一旦お客様が負担し、申請後、割合証に記載された割合を差し引いた残金が市から振り込まれる。
  2. 代理受領:
    お客様が業者に支払う金額は、割合証に記載された割合分のみの

 

ただし、代理受領の場合は、市区町村によって利用に要件がある場合があるので、市やケアマネさんに確認しておくと安心です。

申請後、数日すると『住宅改修費給付券事前申請承認書』が市から届きます。(償還払いの場合は、お客様に。代理受領の場合は、施工業者に。)

これが届いたら、いよいよ着工です。

 

着工

当日、再度お客様と取付位置や高さなどを確認して頂き、取り付けていきます。

今回は工事終了までに2時間弱程でした。

取り付け終わったら、申請用に写真をパシャリ!

工事終了後、お客様に工事完了のご報告と手すりの支柱が固定されるまでの期間をご説明し、この日は撤収です。

 

仕上がり確認・住宅改修費支給申請

手すりが固定されたら、お客様から工事費全体から『割合証』に沿った金額(1~3割)を頂きます。

代理受領の場合、この際、作成した領収書は市へ提出する為、一旦お預かりします。工事完了の申請が承認されると、領収書が市から送られてきます。

以上で、手すりの設置の一連の流れは終了です。

 

さいごに

冒頭にも書きましたが、「ここの上り下りが大変になってきたな」や「ここの和室をフローリングに変えたい」など、生活する上で、不便さや要望がある場合は、担当のケアマネさんに、ご相談してみることをお勧めします。

住宅の改修だけでなく、介護用品のレンタルなどもあるので、状態に合わせた提案をしてもらえます。また、直接私たちにご相談頂くことも可能ですので、その際は、お気軽にお電話ください。「介護改修の件で、相談したいのですが」と言って頂ければ、担当者が対応させて頂きます!

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