『寝室』は二階派?一階派?

今回は、少し変わった視点の内容をお送りします。

題して、『寝室は二階派?一階派?』

目次

二階に多い寝室

二階に寝室を持っていくことが多い傾向にあります。それは何故か?

一階は激戦区

一つに、一階は、LDKや洗面室、浴室、トイレ、玄関、収納など生活に欠かせない空間がひしめく激戦区。土地面積や予算の面から延べ床面積を広げないように、また、LDKなどを広く取る為などに、寝ることがほとんどの部屋である寝室は、その利用度の低さから上に配置されがちです。

プライバシー問題

もう一つは、プライバシーの面があります。

一階は、何かと外の目に触れる機会が多いので、完全プライバシーな空間の寝室は、目が届きにくい二階に上げておく方が、プライバシーを守れます

音と匂い

さらにもう一つは、音と匂いの問題があります。

一階には、リビング、キッチン、洗面室、浴室、玄関、トイレといった生活音を発する部屋が多い為、どうしても騒がしくなりがちです。そういった面は、静かに過ごしたい寝室には、不向きです。防音の為にも二階にあった方が、静かに過ごせます。

また、匂いもゆっくり過ごす寝室には大切な要因です。

音と同じように、一階には匂いが発生しやすい部屋が多く、その匂いが寝室に入ると違和感を感じ、ゆっくり眠ることが出来なくなるかもしれません

これらのような要因から『二階に寝室』という形態が多いのです。

一階寝室の良さとは?

つらつらと二階寝室の理由を挙げてきましたが、上記のこともアパートから住み替えの方からすれば、意外と気にならない。という方も多いのではないでしょうか?

逆に言えば、上記の様な部分をクリア、もしくは、気にしないのであれば、一階寝室には素敵なメリットがあります。

一階で生活が完結する

単純に、衣食住の全てを一階で済ますことが出来ます。これ、すごく楽ですよね。

洗濯物も二階に干さない限りは、基本的に一階で済みます。

生活動線が全体的に短くなるので、生活そのものが楽なのです。

逆に、アパートから住み替えられた方は、二階に寝室があると、その生活動線の長さを実感されるかもしれません。

建てた時から終の棲家

建てた時から、生活に必要な空間が一階にあるので、どの年代になっても大きなリフォームを必要としません

歳を取るとどうしても階段の上り下りが大変になってきて、二階にあった寝室を一階に移す。という話も聞きますが、そんな必要もありません。

視点を変えれば、ライフサイクル毎に変える必要もないので、建築後の家への支出を将来に渡って抑えることも可能になります。

人生100年時代で、いつどこにお金が掛かるか分からない昨今、このメリットは意外と大きいかもしれません。

さいごに

「一階寝室」の間取りは、二階建てでありながら、平屋の生活が送れる。そんな感じでしょうか。

子供部屋などのライフサイクルで変化が起きる部屋は二階に置けば、平屋より建築面積を抑えられますし、子供部屋の間仕切りも簡単に取れるようなものにしておけば、可変性を持たせられます。ゲストルームや子供たちが帰省した時の宿泊部屋、趣味室などに活用が可能です。

人によっては、一世一代の買い物を『一生もの』にする可能性を秘めた『一階寝室』。これから家作りを考えられている方で気になった方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?

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