こんにちは、君島です。
今回から、『設計事務所との家作り』のテーマで、家作りをご紹介していこうと思います。
内容としては、家作りの流れや打ち合わせの内容、必要となる書類、契約の時期や掛かる費用の内容、支払いの時期など家作りに必要となる情報を弊社をモデルにご紹介していきます。
第一回目の今回は、家作りの流れについてご紹介します。
目次
家作りの大きな流れ
家作りは、大きく6つに分かれます。
『問合せ・顔合わせ』『基本計画』『基本設計』『実施設計』『施工管理』『引き渡し』の順で進んでいきます。
① 問合せ・顔合わせ
『問合せ・顔合わせ』は、言葉の通り、お問い合わせを頂き、お話をお伺いしてお互いの事を知る段階です。この時に、私たちの家作りの考え方をしっかりとお話しさせて頂きます。その他にも事例のご紹介や流れなどもお話しさせて頂きます。また、ご質問等にもお答えしますのでお気軽にお尋ねください。
また、お子様連れでもお打合せは可能ですので、気兼ねなくお越しください。
※お問い合わせは、お問合せフォーム、または、電話にて受け付けております。弊社は、少数精鋭で営業している為、お休みの日はお客様とのお打合せで、電話に出れない可能性があります。
お電話の場合は、平日か右記に記載の土曜営業日にお掛け頂けるとスムーズな対応が可能です。尚、お問い合わせフォームからであれば、いつでも受付可能です。お問い合わせ後、担当者から電話、もしくは、メールにて返信させて頂きますので、宜しくお願い致します。
② 基本計画
『基本計画』では、要望や規模、予算をヒアリングした上で、「敷地調査」や「法規調査」を行ったうえで、プランニングを行い、弊社のご提案をお見せします。
複数プランを提示しますので、ご自身のイメージに近いものを選んで頂き、そのプランを元により詳細な設計に入っていきます。
③ 基本設計
基本計画の中で当事務所との相性が分かるかと思います。今後継続して設計をご依頼頂けるのであれば、「設計監理契約」を行います。この契約は建築士法上定められている契約ですが、後々、計画の内容に変更があれば、契約内容の変更も可能です。
契約終了後、プランの詳細についてお打合せを重ねて詰めていきます。素材の選定や構造、設備の検討も併せて行っていきます。プランは、パースと呼ばれる完成イメージを3D画像にしたもので確認できますので、イメージがしやすくなっています。
ここで決定したことが、予算の土台となりますので、じっくりと時間を掛けて行っていきます。
④ 実施設計
基本計画で出来上がったプランを施工会社さんに見積もりしてもらう為の図面を作成します。出来上がったらお施主様に再度説明・確認後2~3社の施工会社さんに見積もりを依頼し、出てきた見積もりに対し適正な金額であるかを査定して、予算に合わせた調整を行っていきます。もちろん、お施主様ご紹介の施工業者さんでも構いません。
そうして決まった施工会社さんと「工事請負契約」を結んで頂きます。
これと並行して、「確認申請」に必要となる書類の作成や申請業務も行っていきます。内装確認打ち合わせも同じく並行して進めていきます。
⑤ 施工管理
「確認済証」が発行され、工事準備、「地鎮祭」「近隣挨拶」を済ませたらいよいよ着工です。工事中は、設計書通りに施工されているかを私たちがチェックしていきます。
屋根まで掛かると「上棟式」を行います。最近は省略する方も多いので、行いたい場合はお話しください。
施行中に、検査機関による検査があります。工事途中に行う「中間検査」※1と工事完了後に行う「完了検査」です。いずれも図面通りに施工が行われているかの確認を第三者となる検査員を交えて行います。
※1:検査の対象となる特定工程を要する建物の場合
⑥ 引き渡し
完了検査が終わったら、お引き渡しとなります。お引き渡し当日に、完成した家の説明や業者さんから設備の使い方なども説明してもらい、鍵をお渡しします。
お引渡し後も何か気になる事や不具合等があった場合は、私たちにご連絡頂ければ、対応させて頂きます。
最後に
簡単ではありますが、以上が家作りの流れになります。
一口に家作りと言ってもやる事は沢山あり、それに関わる人は大勢います。
お客様の大事な家作りを行う為に、それらをしっかりとまとめ、進めていく事も私たちの仕事の一つです。
大きな買い物である家作りをしっかりと行う為の一番のポイントは、信頼できるパートナーを見つける事。その為に、様々な会社さんを見て、実際に話してみて、しっかりと吟味していく事をお勧めします。私たちも皆さんに選んで頂けるよう、日々精進していきます。
今回のお話を表にしてまとめましたので、ご参考にして頂ければ幸いです。また、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。誠意を込めてお応えさせて頂きます。