お仕事の中で、二世帯住宅に触れることがあったので、今回は二世帯住宅のメリットについて少しご紹介しようかと思います。

健康面での助け合い

 体調を崩した時、気になるのは仕事のことですよね。働き盛りの夫婦にとってはフォローしてくれる人がいると、パートナーの仕事に穴を空けることも少なくなるので、大きなメリットになります。
 また、お子さんがいる方は、より一層このありがたみがわかるのではないでしょうか?
 健康保険組合連合会の統計では、平成27年度の0歳児-4歳児の【かぜ】をひいた人数は、1,126,993人と全世代の中でダントツに多く、その後、歳を重ねる毎に減少していきます。子育ては、風邪との闘いといってもいいほどです。「毎週のように風邪をひく」「有休を使いきった」などという話はよく聞きます。
 こういった子供のフォローをしてもらいやすいのも二世帯住宅のメリットにあげられます。
 また、親世帯からしても上記のようなことはもちろん、先々の安心にも繋がります。
※参考:健康保険組合連合会

経済面での助け合い

 生活費を助け合えたり、建設費などの住居費を折半出来たりと、二世帯ならではの経済的助け合いが可能になります。お互いに将来的に安心できる要素の一つではないでしょうか。
 リクルートさんの調べでも二世帯のメリットの第一位が「生活費の節約」となっていました。
 やはり、生涯コストである水道・光熱費や食費などを助け合えるのは、大きなメリットですよね。
 また、ちょっと違う視点の経済的メリットとして、「小規模宅地の負担軽減措置」による相続税対策も二世帯住宅のメリットとして多く挙げられています。 ※参考:リクルート

親世帯のメリット

 上記に挙げた項目はもちろんのこと、何よりも「孫と触れ合う機会が増える」という意見が多いようです。
 「孫は子供よりかわいい」「孫フィーバー」とい言葉があるように、教育的な責任がない孫は、祖父母にとってより一層可愛い存在になり、あれをしてやりたい、これをしてやりたいと生活にハリが生まれるようです。

一番は子供

 学校から帰っても一人。この状態は、親にとっては大変心配です。
 寂しい思いをさせているという心配。食事の心配。訪問者への対応の心配。火事などの事故の心配など、心配な要素を上げれば枚挙に暇がありません。
 祖父母がいてくれることで、こういった心配をしなくて済むのは、お互いにとって大きなメリットではないでしょうか。
 また、教育的な面で言えば、親世帯と同居している子供は、高齢者に対しての対応を触れ合う中で自然と学べるのに対して、そうでない子供はその機会が絶対的に少なくなります。 だからどう、と言う気はありませんが、多くの世代と触れ合うことで身に着けれられるものも多くあると思います。

補助金が出ることも

 そんなメリットの多い二世帯ですが、下記のような補助金を出すことにより、多世帯同居や近居を推進するところもあります。
 福島県で言えば、「福島県多世代同居・近居推進事業」というものがあり、多世帯同居や近居をする人を対象に、条件が揃えば最大110万円の補助金がもらえます。
 この補助金の目的としては、「福島県内で新たに多世代同居・近居するために住宅取得等を行う方へ補助金を交付することにより、良質な住宅ストックや良好な住環境の形成を通して、子育て環境や高齢者見守りの充実、定住の促進、女性の就労支援、中古住宅市場の活性化を図り、人口減少対策と地方創生の実現に寄与する。」とあり、現在問題になっている空き家問題や核家族化、高齢者の独居などの社会的問題の対策として実施されているものです。 ※参考:福島県ホームページ

最後に

 もう少し視野を広げて見てみれば、補助金の項目に挙がった社会問題や昨今の日本経済の低迷、自然災害の頻発など、「助け合い」が必要となる事象が多い現在にとって、多世帯同居という住まい方は、理にかなった住まい方なのかもしれません。
 また、土地の面で言えば、現在郡山市は、家を建てられる土地が少なくなっている上に、価格も高騰しています。新居をお考えの方は、一度「二世帯・多世帯同居」を視野に入れてみてもいいかもしれません。
 弊社でも多世帯住宅のご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。(弊社の代表、専務は分離なしの二世帯同居経験者です)