フラット35S ~技術基準~

こんにちはー。早田です。
前回、フラット35について書いたので、今回はそのワンランク上のフラット35Sについて書きたいと思います。

このフラット35Sについては、2種類あります。
フラット35S(金利Bプラン)フラット35S(金利Aプラン)です。
位置づけとするなら、金利Bプランが優良な住宅基準金利Aプランが特に優良な住宅基準となります。

目次

金利Bプランと金利Aプランの違い

この2つのタイプで何が違うのかと言いますと、フラット35では、35年間の毎月の支払いが一定額なのに対して、フラット35S(金利Bプラン)では、それに加え、当初の5年間は基準金利より金利を引き下げてもらえてフラット35S(金利Aプラン)では、10年間も金利を引き下げてくれます
引き下げの金利は、その時の金利の状況に合わせてですが、現在(2017年10月現在)では、0.25%~0.30%引き下げてくれます。
これはローンを組む方には、お得ですよね。

どうしたら金利Bプラン・金利Aプランになる? ~技術基準~

では、どうしたらこのBプランとAプランを受けられるのでしょうか?
それは、フラット35の基準をクリアした上で、次の6項目の内いずれかの技術基準を1つ以上満たせば、OKになります。

Aプランの基準

  1. 省エネルギー性
    (1) 認定低炭素住宅
    (2) 一次エネルギー消費量等級5の住宅
    (3) 性能向上計画認定住宅(建築物省エネ法)【平成28年4月1日から】
  2. 耐震性
    (4) 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
  3. バリアフリー性
    (5) 高齢者等配慮対策等級4以上の住宅(共同住宅の専用部分は等級3でも可)
  4. 耐久性・可変性
    (6) 長期優良住宅

Bプランの基準

  • 省エネルギー性
    (1) 断熱等性能等級4の住宅
    (2) 一次エネルギー消費量等級4以上の住宅
  • 耐震性
    (3) 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅
    (4) 免震建築物
  • バリアフリー性
    (5) 高齢者等配慮対策等級3以上の住宅
  • 耐久性・可変性
    (6) 劣化対策等級3の住宅で、かつ、維持管理対策等級2以上の住宅(共同住宅等については、一定の更新対策が必要)

BとAでは、基準が細分化されており、BよりAの方が、よりクリアすべき基準が高くなります。
最近では、省エネルギーについて宣伝が多い為か、省エネルギー基準でBやAを受けようとする動きが見られます。
より生活に合い、予算に無理のない項目を選ぶのが一番なので、住宅購入を考える時は、こういった内容も営業さんなどに聞いてみるといいかもしれませんね。

 

 

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