住宅用火災警報器について ~設置場所・設置位置・寿命~

こんにちは。先崎です。

日曜日に地区の防災訓練がありました。
毎年この時期に地区主体で行っております。
所轄の消防署より隊員が来て、消火器の使い方や、AEDの使い方などを教わります。

その中で、住宅用火災警報器(以下、住警器)についてもお話しがありました。

現在は、住宅を新築する際に住警器の設置が義務付けられています。
種類としては、煙を感知し、報知する煙式のものや、熱を感知する熱式があります。

目次

熱式の設置場所

使い分けですが、熱式は、主にキッチンに設置されます。
キッチンに煙式を設置すると、調理等で出た煙や蒸気によって誤報の恐れがある為、熱を感知するタイプを設置するのです。
ただ、昨今はIHヒーターのキッチンが多くなって来ていて、その場合、IHヒーターは「火」を使わない為、「火気使用室」にならないので設置の義務は発生しません。しかし、万が一を考えて、個人的にはキッチンに熱式の住警器は付けたいところです。

煙式の設置場所

次に、煙式は主に寝室となり得る部屋に設置を求められます。
また、階段の上がった先にも設置します。

住宅火災での死者の大半は、就寝時の逃げ遅れに依るものが多いのがその理由です。
避難を早く、安全に行う為には早め早めに行動ができないといけません。
火元が1階の場合に煙は上へ上へと向かうので、階段上部に設置し、
寝ている人にいち早く伝えるために、寝室として利用する部屋への設置が必要となるのです。

設置位置の注意点

加えて、ただ設置すればいいと言うわけではなく、設置する場所にも注意する必要があります。
天井に設置する場合: 壁等から60cm以上離れた内側に設置
エアコンや換気扇がある場合: エアコンや換気扇から150cm以上離して設置
壁につける場合:天井から15cm以上50cm以内の位置に設置

これは、意外と知られていないのようで、消防署員の方も注意するように言っていました。

また、消防署員の方が一番念押しで言っていたのは、
「電池式の住警器は概ね寿命が10年の物が多いです」
「設置から10年ほど経つ物についてはぜひ電池の交換をお願いします。」
ということでした。

住警器はホームセンター等でも安価で売られていますので、今一度、ご自宅の住警器の再チェックをしてみてはどうでしょうか?

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