こんにちは早田です。
先日、健康診断を受けてきました。一年に一回の体のチェックです。たぶん、どこも悪い所はないと思うのですが、、、
私たち人間はこのように、自分の体をチェックします。建物も人間の体の様にチェックしないといけません。
では、どのようにチェックをすればい良いのでしょうか。
目次
お家のチェック
外部(見る場所)
建物の外部は、基礎の外側や外壁、サッシ廻り、軒裏などをチェックしましょう。
さすがに屋根に上るのは危険が伴うので、目視できる範囲で確認しましょう。
外部(ポイント)
外部についてのポイントですが、基礎についてはコンクリートの「ひび割れ」です。基礎にひび割れがあると構造的に弱くなってしまう為、しっかりとチェックしましょう。
外壁は、外壁材の継ぎ目のシーリングの劣化・破損状態です。シーリングが切れてしまうと漏水の原因になります。
サッシ廻りも漏水の原因になるので、外壁面と一緒にチェックすることをお勧めします。軒裏などもベランダから見上げて、雨漏れのシミなどがないかをチェックするといいでしょう。
我が家は現在、築12年が経ちました。東日本大震災の時は、築6年目のことでした。余震が続く頃基礎廻りや屋根の瓦の落下がないかどうかを確認しました。幸い、築年数も浅く、平成12年の告示に対応した建物でしたので、クロスの剥がれなどもなく、ほっとしたのを覚えてています。
内部(見る場所)
内部は、建具(扉など)と床、天井・壁のクロスなどをチェックしましょう。
ここを見ることで、家が傾いているか躯体がしっかりしているか、換気がしっかりされているか、気密や断熱がちゃんとしているかをチェックできます。
内部(ポイント)
建具は、開け閉めがスムーズにできるかを見るのが一番簡単です。所謂、立て付けが悪い場合は、枠などが歪んでしまっていたり、建物自体が傾いてしまっているなどが原因として考えられます。
床はビー玉を転がしてみましょう。これでコロコロと転がるようですと、建具と同様に家が傾いている可能性があります。
天井・壁のクロスは、シミやカビがあるかどうかをチェックしましょう。換気量が不十分だったり、気密や断熱性が不十分である可能性があります。また、壁内部からの湿気が原因の場合、躯体が腐っている可能性があるので、注意が必要です。
最後に
今回は簡単なチェック方法をご紹介しましたが、他にも自分でチェック出来るところは、たくさんあります。
こんな所にひび?なんてあった場合は、建てた会社さんに問い合わせをしましょう。
また、弊社でも様々なツールを使用して、家の状態をチェックすることができます。「立て付けが悪いな」「何だか寒い」「リフォームする前に見てほしい」などがありましたら、ご連絡下さい!ご相談に乗ります!
ずっと住む家も人間と同じく日々歳を重ねていきます。初期段階のものであれば、補修程度で済みますので、皆さんも晴れた日曜日の午後でも、家の周りを一周して、チェックしてみてはいかがでしょうか?